法人紹介お知らせ

新年あけましておめでとうございます

令和に生きる

新年あけましておめでとうございます。
旧年中も、地域の皆様には大変お世話になりました。誠にありがとうございます。

 日本古来の伝統にのっとり厳かに幕を開けた「令和」は、はや三年目の春を迎えました。私たち仁寿会も、新たな節目に心を躍らせながらも、「令和を生きる」法人として、身の引き締まる思いです。

 さて、令和二年という年は新型コロナウィルスが世界を震撼させた一年となりました。人類と病原性微生物が共生する以上、感染症はヒトが生きている限り果てしなく続く疾患です。それに対し、人類は経験を重ね、衛生水準の向上を基礎とする感染症対策を進化させてきました。それでもここまで生活様式を一変させた感染症の底力を前に、私たち人類はどう立ち向かえばよいのでしょう。先人たちに学ぶべく、パンデミック(世界的な感染症の爆発的流行)が人類社会へ多大なる影響を与えてきた過去を振り返ってみます。

 14世紀のペストの流行はルネサンスを興しました。さらには労働者人口の急激な減少から経済構造の変革も達成できました。20世紀のスペインかぜは第一次大戦の終結を早めました。これらの歴史から、疾病と医療・介護は、社会の中にあるがゆえに社会変革の礎になることを示しています。人類はいつの時代も困難に立ち向かい、適応してきました。

 今、私たちも、新たな社会を切り開くその最先端にいるのかもしれません。先人がそうであったように、私たち仁寿会もより良い社会への変革を進めれるよう、「希望」を胸に、法人徽章“紺の一文字”のもと、法人ビジョンの実現を目指します。そのビジョン“地域の人々を最もよく知り、その良き人生に貢献することで地域社会を変えていく”をあらためてここに掲げお誓いしたいと思います。今年一年も、皆様が健康長“寿”を楽しめますようお祈り申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。